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【SDGs・ソーシャルトピック】ソーシャルビジネスと一般的なビジネスの違いとは

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みなさま、こんにちは。マネージャーの牛島です。
ウィズスクエア福岡では、ソーシャルグッドなニュースやSDGsに関する情報発信を行っています。

スタッフKさんが一から勉強をしながら、テーマに沿った話題を提供する「ソーシャルトピックシリーズ」。今回は「ソーシャルビジネス」についてまとめてくれました。

ぜひ、ご覧ください。

一般的なビジネスとソーシャルビジネスの違いをパパっと紹介編

ウィズスクエア福岡のスタッフKです。

タイトルの通りに

ソーシャルビジネスってなんだ?というテーマで、まとめてみました!

ニュースやWEBの記事などにも世間に知られてきたソーシャルビジネス。名前だけ知っている方も多いのではないでしょうか。

茶の間、仕事場や色々な場所で、今後飛び交うであろう単語や内容を分かり易く、尚且つ「ソーシャルビジネスってこういうのなんだ!」と知っていただけたら良いなと考えまして今回投稿を致しました。

まずは歴史をパパっと解説!!

起源はいつ頃?

ソーシャルビジネスの歴史は意外に古く、1979年以降のイギリスで始まったと言われています。当時のイギリスでは新自由主義的な経済改革が勃発、公共サービスが次々と縮小が余儀なくされていました。そこで市民たちは、失われた公共サービスを補うために、さまざまな事業を立ち上げ、これがソーシャルビジネスの起源になりました。

本格的に世間に知られてた出来事は?

ソーシャルビジネスの概念が確立したのは、2006年にグラミン銀行とその創始者であるムハマド・ユヌス氏がノーベル平和賞を受賞した時期と言われています。

ソーシャルビジネスとは何か?

一般的なビジネスは

マーケットのニーズ(望まれる便利な商品やサービス)を探りながらコストを削減(効率を追求)し、利益を上げていくことが大きな目的となります。

ソーシャルビジネスは

誰にも手がつけられていない社会問題などをビジネスを通して解決します。

その国にある大きな問題から小さな問題まで沢山あり、その解決すべき社会問題をビジネスとして解決の為に模索します。

ビジネスとして成功している例を一つご紹介します。

現在「日本に住む難民の貧困と孤立」という社会問題が存在し、

毎年日本に約1万人の方が難民として移住、お金がない状態で貧困な生活を送っています。

この問題を放置するわけにはいきません。

そこで立ちあがったのがZERO PC というPCリサイクル会社。

中古パソコンをアップサイクルし、さらに性能を改善してPCを販売している会社ですがZERO PC がこの問題に対して取り組んでいます。

毎年300万台約6000t出る廃棄PCから部品を取り出しリサイクル、自然エネルギーの電力で会社を動かし、梱包材もプラスチック不使用という環境への配慮も行っている。

PCの製造、商品の梱包にも力を入れることで新しいPCを作る際のCO2の量を90%も削減している。

そして自国から逃れてくる毎年1万の難民の人を正社員雇用を行い日本人と同じ水準での生活が出来るようにサポート、パソコンの修理技術を教えていくことで。将来の職にも困らないようにパソコンのスキルを持った人材の育成にも貢献している。

環境にも配慮しつつ社会問題に対して率先して取り組んでいるのが分かります。

ソーシャルインパクトも大事

ソーシャルインパクトとは、

解決したい問題に対してどれだけのインパクトを与えたかの数値。

そして、

その会社の売上や利益よりも最も大事な指標

でもあります。

持続的に課題解決に取り組むためには、ビジネスとして成立していることが重要なので、利益を上げていくことは必要になります。しかし、ソーシャルビジネスの場合は、課題解決にどれだけ貢献できているかが、より重要となるという事です。

先程紹介したZERO PCでは

「日本に住む難民の貧困と孤立」の問題解決の為に

正社員雇用した難民の数、再生したパソコンの台数

この二つをソーシャルインパクトとして置いています。

この指標を置くことで利益や効率化の波に押し流されない会社運営が可能なようです。

まとめ

ソーシャルビジネスのモデル形態は素晴らしいですが認知度が低いことが課題となっています。

もっと詳しく知りたい方は、

ムハマド・ユヌス

フランス・アクション・タンク

ノビーン・プログラム

など調べていただけたらなと思います!!

本日は以上です!

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