SDGs

SDGsの前にあった「MDGs」

SDGs
SDGsの歴史

SDGsの歴史にはその前身となるMDGsというものがありました。今回はそのMDGsについてご紹介したいと思います。

いまやあちこちで聞かれるようになったSDGs。その前身にはMDGs(ミレニアム開発目標)というものがありました。

1.MDGsとは
2.MDGsの成果
3.SDGsにどう活かされたのか

今回はこの3つの点から見ていきたいと思います。

MDGsとは

まずはMDGsの説明から。

MDGsとは「Millennium Development Goals」の略でミレニアム開発目標と呼ばれています。

リオ宣言

1992年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで行われた国連環境開発会議にて採択されたのがリオ宣言です。先進国と発展途上国の双方が、持続可能な開発と地球環境の保全に取り組むことを目的としたもので27原則で構成され、他にも国連環境開発会議では「気候変動枠組条約」「生物多様性条約」「森林原則声明」「アジェンダ21」も採択されました。

ミレニアム開発目標

2000年9月に開催された国連ミレニアム・サミットで国連ミレニアム宣言が採択されました。
この国連ミレニアム宣言と1990年代に開催された主要な国際会議やサミットで採択された国際開発目標を統合し、一つの共通の枠組みとしてまとめ、できあがったものがMDGsです。

MDGsの目標とターゲット

MDGsは8つの目標、21のターゲット、60の指標で構成されています。

MDGsの8つの目標
  • 目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
  • 目標2:初等教育の完全普及の達成
  • 目標3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
  • 目標4:乳幼児死亡率の削減
  • 目標5:妊産婦の健康の改善
  • 目標6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
  • 目標7:環境の持続可能性確保
  • 目標8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進

MDGsの成果

MDGsがどれほどの達成度合いだったのかはこちらにまとめられています。

開発途上国の貧困比率は1990年から2015年の間に47%→14%まで減少

初等教育の就学率は2000年から2015年の間に83%から91%へ増加など改善されたことが取り上げられている一方で、未だ解決できていない問題が多く残っていることがわかります。

MDGsからSDGsへ

MDGsは途上国を豊かにするための仕組みでした。

しかしSDGsはすべての国が対象となっています。例えば貧困の問題は途上国だけでなく先進国にある相対的貧困などがあります。

また、重要なポイントとしてSDGsには「経済」「社会」「環境」の3つの柱があることが挙げられます。
この3つがあることで例えば環境問題だけでは取り入れることが難しかった企業なども別の分野、視点からSDGsを取り入れやすくなったことで今までとは違った広がりを見せることになりました。

SDGsはMDGs、そしてそれ以前の実績と反省をふまえて生まれた枠組みだというお話でした。

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