SDGs

マスクのポイ捨てから考える環境のこと

マスク SDGs

まえおき

こんにちは!ウィズスクエア 福岡店 アルバイトスタッフ ウェブサイト担当 しずかです!

ウィズスクエアは東京(日本橋八重洲)と福岡に店舗をかまえ、会議室、コワーキングスペース、スクール、オンラインサロン、交流会があり「新しいソーシャルビジネスを生みだすこと」を目的にしたレンタルオフィス・コミュニティスペースです。

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よろしくお願いします!

マスクが届きました!

オフィスは5月31日まで閉めてはいますが、私は家が狭くてお仕事ができないため、平日はオフィスにきて作業しています。

今日の朝、いつも通りオフィスのポストを覗いたら。。。政府からのプレゼントマスクが入っていました!

このマスクは住民票がある”家庭”に配られるものだと思っていたので、オフィスにも届いたことはびっくりでした!一住所あたり2枚の布マスク配布だったのですね!

ネットでよく言われている「小さい」「給食用」といわれているこのマスク、確かに一般の大人の顔には少し小さいかもしれません・・・!!が、私が住んでいるまわりでは、まだまだマスクが欠品しているようなので、素直にありがたいです!

ということで、今日はマスクについて考えてみました。

最近目立つ路上に捨てられたマスク・・・

世界中で新型コロナウイルスが感染拡大し、人々がマスクをし始めて約3ヶ月が経ちました。みんながそれぞれきちんと感染予防に努めているのは大変良いことですが、最近は路上に捨てられたマスクが目立つようになりました。今日もオフィスに行くまでの7分間で2枚ものマスクがポイ捨てされているのを発見してしまいました。

言うまでもなく、マスクは飛沫感染予防のためにつけるため、感染者の唾がそのマスクに付着したり、自身がウイルスを保菌していた場合、そのウイルスがマスクに付着している可能性があります。ウイルスが物に付着して生きられる確実な日数はまだよくわかっていませんが、数日間なら物の表面上で生きることが可能と研究結果がでています。ポイ捨てされた感染リスクのあるマスクは “誰か” が拾っています。

朝日新聞デジタルの記事では、ボランティアとしてゴミ拾い状況を他人とシェアするアプリ「ピリカ」の調査で、新型コロナ感染拡大後の2月以降、マスクのポイ捨て投稿が各地で急増し、2月は前年比5.6倍の168件、3月は6.8倍の176件であったと記載しています。

ARAB NEWSによると、バグダッドからガザにわたる地域では、ポイ捨てされたマスクや手袋が大量に散乱し汚染源となっています。元々ガザ地域の海岸沿では、既にゴミが散乱していたのにもかかわらず、新型コロナの影響で捨てられた衛生用品は再利用ができず、自然に還る素材でつくられていないためそのまま海岸に残り、海に流れれば人間だけでなく海洋生物や海鳥たちの生命を奪う危険性があります。このゴミは地元の店主たちが拾い上げています。

マスクをめぐるポイ捨て問題は日本だけでなく、世界中で社会問題になっており、一部のマナーの悪い人たちのぽい捨てのせいで健康被害の危険に脅かされ、さらに捨てられたマスクが環境汚染を促進してしまっていることは大変残念なことであり、SDGsの活動に反しています。私たち人間はみんなで解決策を考えていかなければならないと強く感じています。

新型コロナによる環境改善

新型コロナが出現したことによって環境改善の報告もされています。コロナ以前の私たちの生活において、大気汚染による健康被害は先進国、発展途上国を問わずあちこちで報告されており、毎年420万にもの人が大気汚染により命を落としています。大気汚染はそれほど深刻な問題です。しかし、新型コロナの感染拡大により世界規模で工場が停止し、人々が外出自粛した結果、道路の渋滞が解消され排気ガスの排出量が減り、大気汚染レベルが大幅に減少したとの結果がでています。これはコロナの影響で一時的な改善ですが、ここから私たちがどのように行動していけばよいのかを考える大きなヒントになりそうです。

2020年1月1〜20日(左)と2月10〜25日の二酸化窒素(NO2)濃度の比較(NASA提供)

まとめ

コロナ前の私たちの行動が地球の環境に多大な影響を与えていたのが可視化され、ますます私たちの行動には責任が伴うことをひとりひとりが強く自覚し、地球環境を考慮した持続化可能な未来を目指してどう生きていくかを考えていかなければなりませんね。

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