ウィズスクエア福岡は、PRの伴走を手掛けるハッシン会議さんと共催で、フリーランスのみなさんを対象に「PR」をテーマにした勉強会を開催いたしました。
PRというと漠然としたイメージがありますが、いずれもマスコミ出身のお二人を講師に迎えて、「PR活動とは何ぞや」をみっちりとお話する2時間となりました。
一人目のスピーカーは、PRアドバイザーの木村公洋さんです。木村さんはウィズスクエア福岡のメンバーのお一人であり、全国の中小企業やスタートアップのPRに関するプランニングやサポートを行っています。放送作家として様々な番組制作に携わって来られたバックボーンがあり、「伝える」ということに多彩な感性と切り口を持っています。
二人目のスピーカーは、ハッシン会議 代表の井上千絵さんです。井上さんも以前は民放テレビ局に勤務され、報道記者や宣伝広報を務められました。ご自身のライフサイクルの中でテレビ局は退職され、2018年に独立し、ベンチャー・スタートアップ企業を中心に広報PR領域の伴走をするハッシン会議を設立されました。PRのコンサルティングや、PRに関わる人々のコミュニティづくり、webメディアのプロデュース等を手がけられています。
PRを考える
本会を実施するにあたって、事前質問で一番多くよせられたのは、「どんな発信ツールをつかったらよいのか」「どのSNSを、どのように使うのが良いのか」といった主にツールに関しての質問です。みなさんもご自身のPR活動を考えると、ツールを使いこなしていくことに多くの時間をとられていることもあるのではないでしょうか。
このイベントでは、そもそも「PRってどういうことだろう」という事に立ち戻り、木村さん、井上さんそれぞれの切り口でPRを分解してもらいました。
木村さんは、
・ヒトにモテるチカラ
→人間としての経験値を積み、コミュニケーション力を身につける
・アナタの頭の中を覗きたくなるチカラ
→普段なにをしていて、どんなこと考えているのと興味を持ってもらう
・息を吐くように発信しつづけるチカラ
→知ってもらわないと、いないのと一緒
という3点に絞り込みました。木村さんのお話のトピックは、「PRもコミュニケーションである」という点です。情報を発信することばかり気をとらわれるのではなく、興味を持ってもらうための活動がPRと言えます。届けたい情報だけを発信し続けるのではなく、見た人がこちらに興味を持つための内容や方法で発信をし続けること。これが大事になってきます。
井上さんは、自分たちで発信が容易な時代だからこそ、大事になる「5つの発信力」をご紹介していただきました。
・ライティング力
・撮影力
・デザイン力
・SNS力
・メディア力
この5つを軸に自分たちの強みや弱みを分析して、足りない部分を伸ばしていくことで強い発信力が身についていきます。また、井上さんのお話でシンプルかつ重要だったのは、早い段階で広報担当者を決めることです。決めないと曖昧な形で発信を続ける形になってしまいます。
本イベントのレポートは、ハッシン会議さんのブログでも詳細にご紹介いただいています。記事を見るだけでもハッシンの基礎の基礎を感じてもらえると思います。
より詳しい内容を知りたい方、講座を受けてみたい方は、アーカイブ動画の提供(時期によって)も行っています。ご希望の方はお気軽にウィズスクエア福岡にお問合せください。社会課題解決に取り組むソーシャルビジネスをテーマにしていますが、それ以外のビジネスのご相談にも応じております。
拠点が欲しい、PRのやり方を知りたい、企画の相談、ビジネスツールの使い方、起業相談など、事業に関わること全般についてお受けしています。
また、PRに関してよりより専門的に学びたい方はハッシン会議さんにもお問合せください。
■ハッシン会議
全国のスタートアップ・中小企業・個人事業主の方で、広報PRを一過性のものと捉えず、継続的に力を入れていきたいと考えている方を伴走するためのPRの学び舎=PRコミュニティです。スタートアップ企業の代表・広報担当者(6割)、個人事業家(4割)が在籍しています。メンバー同士のシェア会や、特別ゲストを招いたトークイベントも行い、広報スキルアップを目指しています。
ハッシン会議の会員以外の方でも参加できるオープン勉強会は、peatixとFacebookで告知しています。こちらもぜひチェックしてください♪
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